2026-07-03
🇮🇹カプラローラ
ローマへ向かう飛行機の窓から見えた奇妙な街、カプラローラ。その異様な姿が気になって立ち寄りました。

この街は人々の暮らしのためではなく、権力者が自らの力を誇示するためにつくられた街との事。贅を極めた巨大な宮殿と、そこへ真っすぐ伸びる一本の道。人々は不便な斜面に暮らしています。
宮殿は名建築と評価されますが、私には虚飾と威圧に満ちた空間に感じられました。そこにあるのは人を包み込む優しさではなく、権力を誇示する建築。
民は急な斜面に暮らし、その先に君臨する巨大な宮殿を見上げる。そんな街の構造そのものが、時の権力関係を物語っているようでした。
建築が人を幸せにすることもあれば、人を支配する道具にもなる。誰が誰のために建てるのか。誰のために町をつくるのか。カプラローラは、私にとって「やってはいけない」を学ぶ場所となりました。



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